未成年者後見人を知っていますか

我が子が大きくなって巣立つまでは死ねない。多くのお母様はそう思われるでしょう。昔からわが国では母子の密着率が高いのです。その表れが無理心中です。父親を失った家庭の御母堂が、思い余って子を殺めて自分もという事件が起きますと海外の人から見ると「日本人は何を考えているんだ」ということになります。子供は子供、親は親というのが彼らの発想ですね。
縁起でもないという方も多いでしょうが、お母様が余命宣告されるというのは皆無ではないのです。その時に、お子さんの権利を守ってくれる存在が未成年後見人です。これは、親権を持つ方が(この場合はお母様)生きている間に弁護士等に相談して決めておくものです。いざという時は20歳まで、財産やあらゆる法的手続き、支援の窓口になります。
通常は、子どもの伯父伯母など血縁者がなるものなのですが、もし連絡が取れない場合、もしくは天涯孤独の場合、別の人を指名することが認められています。お金の管理だけの場合と、生活全般の支援の場合があるので信頼でき、子どものことを良く分かっている方にお任せしましょう。今は複数指名も可能になったようです。
こうした制度は使わないに越したことはありません。ですが、もし皆様に何かあって親の責務を果たせなくなったら、お子さんは施設や親族の元に身を寄せるしかありません。上手くいく場合もいかない場合がありますので、念のため指名をし、財産管理の書面を作っておくと親としては安心できるはずです。

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